| 環境・健康・安全への配慮 |
|
当社では、地球資源の有効利用に取り組んでいます。そして生産活動のみならず、製造された製品のライフサイクルを通じて環境負荷を最小にすることを目指しています。
当社は環境・健康・安全の課題に、ISO 14001 や OHSAS 18001 といった認証マネジメントシステムに準拠して取り組んでいます。
上記のマネジメントシステムは、当社のEHS[環境(E)・健康(H)・安全(S)]方針をもとに体系化されています。EHS方針の実践を支えるのは設定目標、指導要領、実施手法、訓練、承認、査察ですが、これを通じて当社では、主要な事業活動が展開されている拠点の環境、健康、安全のマネジメントに取り組んでいます。ことに体系的な査察の実施によって、このマネジメントシステムが事業拠点ごとのリスク管理にどのように適用されているかを評価しています。
当社は自社だけでなく、提携企業やそれ以外の事業者が安全な労働環境を提供することに貢献しています。このように影響力のある安全基準の実践は、工夫を重ねたマネジメントシステムに加え、マネジメントの注意深い関与とよく教育された従業員の存在によってもたらされたものです。そして実際にも行動に基づく安全プログラムと安全重視の文化は、職場の健康と安全を継続して高めるために今後ますます重要になるものです。
EHS 方針
当社では常々、持続的な発展とはどのような環境にあっても、周辺の人々を当事者として重視したプロセスでなくてはならないと考えています。そこで当社は、会社周辺のコミュニティと緊密に連携して大気、水、土地の保全に努めています。さらに、周囲のコミュニティの福祉にも積極的に係わり、有意義な効果を上げています。このようにコミュニティへの奉仕と財政的支援は、当社の企業文化の一部となっています。当社の EHS 方針は、社内の EHS 組織によって従業員への普及と指導が図られています。さらに社内に設けた EHS チーム は、独自の目標と達成基準を設け、それを達成することによって継続性の確保に取り組んでいます。弊社の EHS 方針における重点項目は次の通りです。
- EHSに関連する法律と規制を遵守する。
- 起こりうるあらゆる緊急事態を想定し、万一の場合も計画通りに対処する。
- 基準の設定と目標の達成を通じ、つねに環境の保全と改善に励む。
- 有害、無害の別なく廃棄物の取り扱いと処理における安全を確保する。
- エネルギー、水といった自然資源の永続的保全のための EHS 活動では、定期的査察と経営的アクションによって継続的改善を図る。
- 環境の保全、そのための役割と責任に関する教育を継続して行い、従業員の意識を高める。
当社では、EHS方針を実践するための実施手順を定めています。これは包括的で強制力を備えたもので、グローバルな観点から設定された基準の達成に効果を上げています。
ガイドライン1(EHS方針の実践)
健康,安全,環境保護のための基準を社内で共有し、それを達成するための体制を構築する。またEHS組織の概略を定め、EHS組織の階層ごとに役割と責任を規定する。
ガイドライン2(緊急マネジメント/OSEP)
不特定の人々、環境もしくは当社の財産と評価に甚大な影響を及ぼすおそれのある予見できない事態に効果的に対処するための手順を定める。
ガイドライン3(職場での健康)
従業員を含め、当社の敷地内で働くすべての人を化学的、物理学的および生物学的な危険から、さらには労働災害からも保護し、健康を守るための体制を提供する。また従業員には、健康増進プログラムを推奨する。
ガイドライン4(倉庫保管業務)
倉庫業務リスクを低減させるための基本原則とルール。これにより原料、中間体、原薬、最終製品、廃棄物の保管について規定する。
ガイドライン5(廃棄物管理)
廃棄物の発生をその有害、無害の別なく最小限とするための指針を設ける。やむなく生じた廃棄物については、その取り扱い、保管、処分が安全かつ環境に負荷をかけることなく適切に実施されることを規定する。
ガイドライン6(事故およびヒヤリ・ハット報告と行動計画)
EHSに関連した事故およびヒヤリ・ハット事例の迅速な報告を規定する。ヒヤリ・ハット事例は原因分析を使って評価する一方、レポーティングシステムに備わったデータベース機能を駆使し、対策(ベスト・プラクティス)を共有する。
ガイドライン7(EHS への誘導)
環境
当社は自社のバリュー・チェーン全体にわたる環境保全に取り組みます。気体や液体を排出する時も、その量を最小にした上で科学的に可能な浄化を行ないます。溶媒は回収しますが、廃液には一般的な生物学的処理(活性汚泥処理)を実施しています。さらにケミカルマネジメントシステムを導入し、化成品の膨大なデータベースから安全性に関する情報にアクセスしています。当社のR&Dセンターも、持続的な発展のための全社的方針に沿って運営されています。そして研究開発の段階から化学的危険を取り除くことに努めています。
R&Dスタッフは製造部門と一緒に、あらゆる生成物そしてパイロットバッチについて詳細な検討を実施しています。製法上の安全性は極めて重要であることから、安全規制に関する要求とビジネス・ニーズを評価した上で、新しく実施する製造プロセスのすべてについてEHS危険情報を入手しています。
健康
従業員の健康は会社にとって最大の関心事です。そのため製造プラントのメンテナンスと従業員の定期健診には、最善の方策を講じています。
従業員は全員、独立した医療機関が実施する定期健康診断を受けていますが、化学品を取り扱った者は特殊健康診断を受けることになっています。工場のある工業団地には健康センターが設けてあり、巡回医が24時間体制で診察を行っています。
当社には、緊急対応ならびに危機管理のための要領があります。工場では、緊急事態に対処できる体制が整っています。たとえば非常訓練を抜き打ちで行っているので,従業員はどのような災害に遭っても機敏に行動することができます。周辺地域との関係では、当社は広域危機管理グループに属し、官民の代表が参加する会議を開いています。
安全
当社は従業員と環境の安全を確保するためであれば、どのような些細なことも見逃しません。環境と従業員を保護するための厳格な指針を掲げるとともに、事業活動における完全な透明性を維持しています。
安全の規範に従うことが,勤務(雇用)のための必須条件です。従業員は、健康と安全への取り組みについて毎年、評価を受けてます。
環境・健康・安全の管理体制の一部として、詳細なガイドラインと技術情報を提供しています。このガイドラインにもとづく訓練・学習プログラムは、あらゆる階層の従業員にリスクについて認識させるとともに、当社の事業にはEHSへの配慮が不可欠であるという文化を醸成することに役立っています。その結果、従業員は自分の職務との関連で、EHSに対する理解を深めることができるようになりました。
ほとんどのEHS訓練は、事業所ごとに実施されていますが、職務とも密接につながっています。EHSの担当者は、導入訓練ののちも定期的な訓練を受け、当該分野における最新の技術情報に精通しています。
|
|
|
|
|